漫画家蕭言中氏の作品を盗作、300万新台湾ドルの賠償支払命令判決

J180623Y3 2018年7月号(J227)
    漫画家である蕭言中氏が創作した「The Moment」動物キャラクターシリーズの漫画がマーケティングの専門家を自称する賈釗に盗用され、「The Mouse」シリーズの広告文に組み込まれて「Angel TALK法國軟麵包專賣店(フランスパン専門店)」FBファンページにアップロードされるとともに、コレクションカードとして販売された。このため蕭言中氏は損害請求の訴訟を提起し、知的財産裁判所は賈釗に300万新台湾ドルを賠償するよう命じるとともに、「Angel TALK」のFB所有権者である畢○○にも300万新台湾ドルのうち30万新台湾ドルを連帯賠償するよう命じる判決を下した。刑事訴訟の部分については、一審の台南地方裁判所が賈釗に対して著作権法違反により8ヵ月の懲役に処す判決を下している。
    蕭言中氏は以下のように主張していた。つまり蕭氏は2013年8月に北京で個展「The Moment蕭言中作品展」を開催しており、「The Moment」シリーズ漫画キャラクターの著作権者であり創作者でもある。しかし賈釗はその同意や許諾を得ずに、マウスで再描画、模写して、「The Moment」シリーズの一部の漫画キャラクターに局部的な修飾を施し、蕭氏が書いた言語の創作(著作物)を書き直しただけで、新たに「The Mouse」シリーズの広告文とし、「Angel TALK法國軟麵包專賣店」のFBページに貼り付け、賈釗自身の写真と組み合わせることで、他人にこの広告の図案や文章を賈釗本人の創作であると思わせようとした。さらに賈釗は動物キャラクターを盗用し、塗り絵をできるペーパーナプキンを製作して、台南市にある書店「塗鴉空間」にて顧客の使用に供し、画作を枠に入れて展示し、さらにコレクションカードを印刷して1枚あたり5000新台湾ドルで販売し、重大な権利侵害を行った。
    賈釗は以下のように供述した。つまり2013年に蕭言中氏と提携したことがあり、蕭氏がその一切のマーケティング手法について(利用を)許諾し、「The Moment」シリーズの動物キャラクター漫画を複製し改作することに同意していたため、その模倣の手法で改作して「The Mouse」シリーズを作り出したのであり、著作権法の改作に該当し、複製ではなく、(蕭氏の)請求を棄却することを請求する。
    裁判官は、賈釗が「Angel TALK法國軟麵包專賣店」のFBに「より大きく報道されれば、自分はさらに知名度が高まる。…自分はプロのイベントマーケターだ」、「自分はこれまで蕭先生を摸倣したことを否認したことはない」等の著作権法を軽視する言論を掲示し、かつ蕭中氏から許諾された証拠を提出していないこと等から蕭氏勝訴の判決を下し、権利を侵害する作品はすべて廃棄し、FBに掲載した権利侵害の文章も削除するとともにFBに本事件の判決主文を掲載することを命じた。さらに上訴できる。(2018年6月)
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