2018年チェコ国際発明展で台湾の受賞数は3位

    台湾代表団が「2018年チェコ国際発明展（2018 Invent Arena International Exhibition of Technical Inventions, Patents and Invention）」に参加していたが、6月23日早朝に速報が届いた。今年は米国、ロシア、ポーランド、アラブ首長国連邦、中国、台湾、インドネシア等合計22ヵ国から200点近い発明が出展されたが、台湾は金賞6個、銀賞3個、銅賞1個、大会特別賞1個を受賞し、チェコ（1位）、ポーランド（2位）に続いて３位を獲得した。

    「国軍の発明王」の異名を取る徐子圭氏は、「全天候型後端高速気流誘導付風力発電機（Wind Turbine with Trailing Jet Pilot for Continuous Operation in All Weather）」で金賞を受賞した。その他に、70歳の物理療法師である洪斯文氏とその子息である洪其偉氏が開発した補助器具「QMAX復元枕（QMAX Pillow Set）」、大葉大学（Dayeh University）の蔡渙良氏、黄栄賡氏、許嘉中氏が発明した「費用効果に優れ、自動監視、評価、警報機能を有する太陽光発電監視システム」、樹德科技大学（Shu-Te University）の陳文亮氏と朱修毅氏、張家瑜氏が研究開発した「火災避難警報装置（Fire Safety System）」等も金賞を獲得した。産業界から参加した三鼎生物科技股份有限公司（3D Global Biotech Inc.）は「幹細胞の毛髪再生技術プラットフォームに係る発明」で金賞と大会特別賞を獲得している。（2018年6月）