「阿霞飯店」商標権訴訟がついに決着、双方が和解を発表
J260706Y2 2026年8月号(J324)
台南にある台湾料理の老舗「阿霞飯店」は5年間にわたり商標権訴訟で争いを繰り広げてきたが、双方は「分業経営に関する協議」を共同で発表し、和解に至ったと宣言した。
「阿霞飯店」の創業者である呉錦霞は2009年に引退した際、次々と経営権を譲渡し、実店舗の経営権とそれに関連する商標権を次弟の息子である呉榮燦に譲り、現在の実店舗は三代目である呉健豪(呉榮燦の息子)が経営している。一方、ネット販売、冷凍宅配の経営権とそれに関連する商標権については五弟の娘である呉青蓉に譲渡している。
実店舗の責任者である呉健豪はコロナ対策のため約定に違反して、ネットサイトにて「阿霞」、「阿霞飯店」等の名称で宅配商品の宣伝やネット販売を行い、メディアからの取材を受けたりして商標権を侵害したとして、ネット販売権を有する呉青蓉から権利侵害で告訴され、その後双方は5年間にわたり法廷での争いを繰り広げてきた。
法廷での商標権争いが拡大し続けることを避けるため、双方は最終的に和解することを選択し、分業経営に関する協議について共同で発表した。呉健豪が責任者である実店舗では「尋真阿霞飯店」という文言を使用することができ、ネット上で約定の範囲内で関連の情報を提供できる。一方、呉青蓉側は引き続き「阿霞飯店網路購物館」を独占的なネット販売の公式サイトとして経営していく。(2026年7月)









