警察が海賊版ベイブレード6万4000個を摘発、市価1000万新台湾ドル相当の著作権を侵害
J260703X3 2026年8月号(J324)
内政部警政署の保安警察第三総隊(以下「保三総隊」)第一大隊は2026年6月30日にビッグデータ分析を通じて、違法業者が海運のコンテナに大量の「海賊版ベイブレード」を忍び込ませて国内に運び込もうとしていたのを摘発した。調べた結果、現時点における概算によると侵害額は市価1000万新台湾ドルを超えており、本件は著作権法及び税関密輸防止条例(原文:海關緝私條例)に違反した嫌疑で、処分のために関係機関に移送された。
保三総隊が調べたところ、違法業者は人気が高い「ベイブレード」に目をつけ、「玩具」という名目で模倣品を真正品に紛れ込ませ、低価格で密輸した大量の海賊版ベイブレードを高値で販売して、暴利をむさぼっていたことが分かった。ハイリスクのコンテナに対する分析とふるい分けを長期にわたって行った結果、陳という業者が中国から輸入した疑わしいコンテナ貨物に目をつけ、すぐに新北市五股区において現地検査を行った。コンテナを開けて貨物を調べたところ、「麗嬰國際股份有限公司(Funbox Toys)」が代理販売を行うベイブレードを装った大量の海賊版ベイブレードが見つかった。その中には人気のモデルも数多く含まれ、数えてみたところ、合計128箱、約6万4000個という驚くべき数量であった。検査と関税を逃れるため、違法業者は「魚目混珠」(訳注:偽物を本物に混ぜるという意味)の手法を用いて、128箱の商品のうち13箱のみを申告書に記載し、残りの115箱(約5万7500個)は全く申告せず、台湾への密輸を企てた。現在の市価に基づいて概算すると、これらの権利侵害物品の市価総額は1000万台湾ドル以上に達するものと推定される。
保三総隊によると、著作権者に鑑定を行うよう通知した結果、この貨物はすべて許諾を受けていない模倣品であることが確認され、著作権者が関連の法的責任を追及することを表明したため、本件は著作権法及び税関密輸防止条例に違反した嫌疑で、処分のために関係機関に移送された。その他にも密輸グループがいないか、引き続き調査が行われる。(2026年7月)









