知的財産局が2025年「専利」トップ100を公表

J260226Y1 2026年3月号(J319)

 知的財産局は2026年2月26日に2025年専利※出願及び公告・証書交付の統計ランキングを公表した。内国出願人の特許出願件数については、台湾積体電路製造(TSMC)が1485件で十連覇を達成した。また外国出願人については米Applied Materialsが首位を獲得し、1088件で過去最高を記録した。工業技術研究院(ITRI、以下「工研院」)(328件)、国立成功大学(134件)がそれぞれ研究機関と教育機関の首位を占めた。特許証交付件数についてみると、内国出願人ではTSMC(1543件)、外国出願人ではApplied Materials (684件)がそれぞれ1位であった(訳注※:「専利」には特許、実用新案、意匠が含まれる)。
一、TSMCが内国出願人の特許出願件数で十連覇
 内国出願人の特許出願件数についてみると、TSMCは2016年から10年連続で首位を守り続け、2025年には1485件(前年比5%増)を出願した。それに次いで友達光電(AUO、397件)、鴻海精密工業(Hon Hai、340件)、南亞科技(Nanya、328件)、工研院(328件)、英業達(Inventec、316件)、瑞昱半導体(Realtek、286件)、台達電子(Delta 、280件)、聯発科技(MediaTek、269件)、群創光電(Innolux、235件)の順となっている。その中で3位の鴻海は前年比で31%増加し、トップ10の中で最高の年成長率となっている。8位の台達電子の出願件数はここ18年で最高水準となった。
 トップ20をみると、14位の中国鋼鉄(China Steel)の出願件数は143件で、過去最高の2013年に並ぶ水準となった。また15位の緯創資通(Wistron、141件)もここ11年の最高を記録した。
二、Applied Materialsが外国出願人の特許出願件数で再び首位
 外国出願人の特許出願件数についてみると、Applied Materialsは1088件の特許を出願して、2年連続で首位を獲得した。また東京エレクトロン(773件)が2位に躍り出ている。それに韓国Samsung(741件)、韓国Coupang(675件)、米Qualcomm(570件)、キオクシア(454件)、日東電工(406件)、信越化学(359件)、米LAM Research(276件)、レゾナック(270件)が続いている。その中で、6位のキオクシアは前年比で105%増加し、トップ10の中で最高の年成長率となっている。
 外国出願人の特許出願件数トップ20をみると、9社が過去最高を記録しており、それには1位のApplied Materials、2位の東京エレクトロン、8位の信越化学、9位の米LAM Research、10位のレゾナック、11位のSCREENホールディングス、(263件)、15位のパナソニックIPマネジメント(203件)、16位のスイスWonderland Switzerland(198件)、19位の韓国SK Hynix(153件)が含まれる。
三、研究機関は工研院が19連覇、教育機関は成功大学が4連覇
 研究機関については、内国出願人の特許出願件数トップ100に4つの機関がランクインしており、工研院(328件)は4位を占め、2007年から19年連続で研究機関の首位を守っている。
 教育機関については、内国出願人の特許出願件数トップ100に22校がランクインしている。教育機関の番付では、成功大学(134件)が4連覇を達成し、2位の明志科技大学(86件)は初めて教育機関トップ10に入った。それに続いて、陽明交通大学(83件)、台湾科技大学(73件)、中興大学(70件)、勤益科技大学(69件)、清華大学(67件)、中山大学(61件)、屏東科技大学(60件)、台湾大学(60件)の順となっている。
 専利全体の出願件数については、成功大学(154件)が首位を占めた。2位の台北城市科技大学(140件)は主に実用新案を出願している。(2026年2月)

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