先進光電が久禾光電を特許権侵害で提訴、5330万新台湾ドルの損害賠償を請求
J251202Y1 2026年1月号(J317)
先進光電科技股份有限公司(Ability opto-Electronics Technology Co., Ltd 、以下「先進光電」)は2025年11月28日に久禾光電股份有限公司(Powertip Image corp.、以下「久禾光電」)及びその代表者を相手取り、特許権侵害損害賠償事件に係る民事訴訟を提起した。訴訟の目的の価額(原告の請求額)は5330万新台湾ドルに上る。(訴状における)請求の趣旨では、薄型ノートパソコン用カメラレンズ(4枚構造)製品又はその他の台湾I506332、I408409号特許に係る光学レンズ製品を直接的又は間接的に、自ら又は他人に委託して、製造、販売の申し出、販売、使用、輸入をしてはならず、侵害の停止と侵害物品の廃棄を請求するとしている。
先進光電と久禾光電はいずれもノートパソコン用カメラレンズのサプライヤである。先進光電は世界ノートPC用カメラレンズ市場において7割の市場シェアを占める最大手であり、一方、久禾光電は売上高の95%がノートパソコン用カメラレンズで占められており、主要な取引先には聯想(Lenovo)、HP、華碩(ASUS)、宏碁(Acer)などが含まれ、特にLenovoが久禾光電にとって最大の取引先となっている。先進光電と久禾光電の両社はノートPC用レンズ市場において、熾烈な競争を繰り広げている。(2025年12月)









