ADPとE Inkが大型電子ペーパーモジュールの生産ラインで合弁会社へ 第4四半期生産開始
J250402Y5 2025年5月号(J309)
友達光電(AUO)は2025年4月2日に、傘下の子会社である達擎(AUO Display Plus、略称ADP)が元太科技(E Ink)とともに、エコディスプレイ分野のビジネスチャンスの持続的な成長を期待し、双方で本日タームシートに署名し、3.9億台湾ドルの資本で合弁会社の設立を予定していると発表した。ADPの持株比率は51%、E Inkの持株比率は49%で、AUOの桃園龍潭サイエンスパーク工場で大型電子ペーパーモジュールの生産ラインを両社共同で建設し、2025年第4四半期に生産開始の予定である。
AUOはまた次のように述べた。E Inkは世界中の電子ペーパー技術をリードするメーカーとしての優位性を以て、電子ペーパーの主要技術及び材料を提供し、更にAUOのパネル設計、スマート製造及びマネジメント能力と融合させ、並びにスマートリテール分野でのADPのカスタマーリソース及びグローバル市場におけるADPの布石により、低炭素化デジタルトランスフォーメーションに関するビジネスチャンスの見込めるディスプレイ生産ライン戦略なども基礎として、大型電子ペーパーディスプレイアプリケーションのビジネスチャンスを切り拓く。
AUOは、ESG(環境への配慮、社会的責任、コーポレート・ガバナンス)がある種の潮流から規範になりつつあるので、電子ペーパーディスプレイは、省エネ、読みやすさ、効率向上、環境への配慮などの面において、グリーンビジネスの発展を互いに補完でき、大型デジタルディスプレイアプリケーションに対する市場需要も徐々に増加していると指摘した。また同社は、この度のADPとE Inkの合弁は、低炭素デジタルトランスフォーメーションのESG潮流に乗り、強力な戦略的提携で力を合わせ、資源を更に完全なサプライチェーンとエコシステムに繋げて、双方共に高効率を促進して大型電子ペーパーディスプレイアプリケーションの採用率を高めようとするものであるとした。
AUOのCEO・柯富仁総経理は、技術、製造、マーケティング資源を融合したADPとE Inkによる戦略的提携は、より競争力ある製品、安定したサプライチェーン、及びより全面的なマーケットソリューションを提供するものであり、我々の目標は、大型カラー電子ペーパーアプリケーションのエコシステムに対するより十全な布石を通じて、マーケティングにおける機先を制することであると語った。(2025年4月)









