パワーチップ(PSMC)がタタエレクトロニクス、ハイマックスと提携 インドのディスプレイテクノロジーの新時代を切り開く

J250306Y5 2025年3月号(J307)

 パワーチップ(力晶積成電子製造、Powerchip Semiconductor Manufacturing Corporation,PSMC)が2025年3月5日にインドのタタエレクトロニクス(Tata Electronics)、国内ディスプレイIC大手メーカーのハイマックス(奇景光電Himax Technologies)との提携に関する覚書(MoU)を発表した。今回の提携はインドのディスプレイおよび半導体テクノロジーエコシステムを刷新し、三社共同でインドおよびグローバル市場を開拓するためのものである。
 将来的にはパワーチップ、タタエレクトロニクス、ハイマックスが各自の強みを活かしてチップ設計からチップ製造、パッケージング、電子製造サービス(EMS)に至るまで、包括的なエンドツーエンドのディスプレイ半導体ソリューションを提供し、インド国内の半導体テクノロジーエコシステムを構築してビジネスチャンス拡大を目指す。
 パワーチップ総経理朱憲國氏は、ハイマックスはディスプレイICや超低消費電力人工知能センサーソリューション等の関連ラインナップが充実しているので、インドでの製造上のニーズに応えることができ、タタエレクトロニクス、ハイマックスとの提携は、インドおよびグローバル市場を開拓するためのものであると語った。
 タタエレクトロニクスCEO兼総経理Randhir Thakur氏によると、MoU締結はより多くの影像ディスプレイテクノロジーおよび超低消費電力人工知能センサーのソリューションを提供するものであり、タタエレクトロニクスの電子製造サービス(EMS)、ハイマックスのIC設計及びパワーチップ半導体製造テクノロジーの融合により、インドで十全なエコシステムを創造するとのことである。
 また、ハイマックスCEO呉炳昌氏は、三社パートナーシップの下、ハイマックスはディスプレイテクノロジー及び超低消費電力人工知能半導体製品分野における先端テクノロジーをインド市場に導入して、「インドの製造業」(Made in India)のビジョンを支えると同時に、グローバルな半導体サプライチェーンのレジリエンスをよりいっそう高めていくと語った。(2025年3月)

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