知的財産局が2024年「専利」トップ100を公表
J250210Y1 2025年3月号(J307)
知的財産局は2024年専利※出願及び公告・証書交付の統計ランキングを公表した。内国出願人の特許出願件数については、台湾積体電路製造(TSMC)が1412件で九連覇を達成した。また外国出願人については米Applied Materialsが950件で首位に返り咲いた。工業技術研究院(ITRI、以下「工研院」)(356件)と、国立成功大学(121件)がそれぞれ研究機関と教育機関の首位を占めた。特許証交付件数についてみると、内国出願人ではTSMC(1163件)、外国出願人ではApplied Materials(697件)がそれぞれ1位であった(訳注※:「専利」には特許、実用新案、意匠が含まれる)。
内国出願人の特許出願件数についてみると、TSMCは2016年から9年連続でトップの座を守り続け、2024年には1412件に達している。2位以下は南亞科技(Nanya、466件)、友達光電(AUO、425件)、工研院(356件)、群創光電(Innolux 、328件)、英業達(Inventec、321件)、瑞昱半導体(Realtek、309件)、宏碁(Acer、277件)、鴻海精密工業(Hon Hai、259件)、聯発科技(MediaTek、239件)の順となっている。その中で、2位の南亞科技と5位の群創光電は過去最高水準を記録しており、9位の鴻海は前年比で93%増加し、トップ10の中で最高の年増加率となっている。トップ20をみると、12位の聯華電子(UMC、221件)、13位の華邦電子(Winbond、160件)、17位の力晶積成電子(PSMC、131件)の出願件数もそれぞれ過去最高水準を記録している。
外国出願人の特許出願件数についてみると、Applied Materialsが950件で首位に返り咲き、韓国Sumsung(894件)は2位となった。韓国Coupang(698件)はトップ10で最高の年増加率である54%を達成し、3位に躍り出た。4位以下は東京エレクトロン(661件)、米Qualcomm(660件)、日東電工(417件)、オランダASML(344件)、信越化学(279件)、米LAM Research(276件)、SCREENホールディングス(253件)の順となっている。その中でも、3位のCoupang、4位の東京エレクトロン、7位のASML、8位の信越化学、9位のLAM Researchの出願件数はいずれも過去最高水準を記録した。
外国出願人の特許出願件数トップ20をみると、日本の出願人が11社を占めているほか、11位のレゾナック(251件)、17位の中国HuaWei(184件)、18位のスイスWonderland Switzerland(167件)はいずれも過去最高水準を記録している。
研究機関については、内国出願人の特許出願件数トップ100に5つの機関がランクインしており、工研院(356件)は4位で、2007年から18年連続で研究機関の首位を守っている。
教育機関について特許出願件数をみると、成功大学(121件)が3連覇を達成しており、2位以下は台湾大学(98件)、清華大学(83件)、勤益科技大学(75件)、陽明交通大学(74件)、屏東科技大学(60件)、台北科技大学(55件)、中山大学(51件)、台湾科技大学(49件)、中興大学(48件)と続いており、トップ10はいずれも国立大学で占められている。台北医学大学(47件)は私立大学としては1位であり、教育機関全体では11位であった。教育機関の意匠登録出願件数をみると、長庚科技大学(51件)が最も多く、樹德科技大学(34件)がそれに次いでいる。専利全体の出願件数については、台北城市科技大学(177件)が5年連続トップで、主に実用新案を出願している。(2025年2月)









