台米企業が7項目の提携覚書に署名、5Gと再生可能エネルギーの商機を共に開拓

J221013Z8 2022年11月号(J279)
 台湾企業である漢翔航空工業(Aerospace Industrial Development Corporation)、台湾電力(Taiwan Power Company)、雲達科技(Quanta Cloud Technolog)、宏達国際電子(HTC Corporation)、稜研科技(TMY Technology)、鈺登科技(Edgecore Networks Corporation)が2022年10月13日に米国で、GE、Intel、RingCentral等米国企業と7項目の提携覚書に署名した。再生可能エネルギーや5G通信などの先進テクノロジー領域で商機を獲得することを目指している。
 提携覚書のほとんどが炭素削減・再生可能エネルギーと5G通信に関連するものであり、再生可能エネルギーについては、米GEが漢翔、台湾電力とそれぞれ提携した。GEは漢翔が台湾で建設するガスタービン発電機の「メンテナンス現地化サービス」に協力し、台湾電力とは2050年ゼロカーボン達成の戦略パートナーシップを構築して、後続の提携関係をより深めていく。
 5G通信については、台湾情報通信会社が有するハードウェア設計と製造における高い力量を、米国の得意とするソフトウェア、サービス及びブランドの強みと組み合わせ、台米企業で情報通信産業における堅牢な提携の基礎を築いていく。経済部は台米企業が双方の強みで補い合い、5Gサプライチェインの多元化を促すとともに、台米企業が協力して国際5G及びブロードバンドインフラの商機を獲得するのに協力していくとしている。(2022年10月)
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