日台技術ビジネス交流、スマート機械で世界とのリンクを促進

J170608Y5 2017年7月号(J215)
    スマート機械の振興を加速して次の段階へ進め、日台双方のスマートマニュファクチャリング産業の交流とビジネスチャンスを促進するため、台湾の「スマート機械産業振興オフィス」(訳注:2017年2月経済部と台中市政府が設立)が「JPCA Show 2017(第47回国際電子回路産業展)」の開催に合わせて、2017年6月8日に東京ビッグサイトで「2017年日台スマート機械フォーラム(Japan-Taiwan Smart Machinery Forum)」を開催し、その中で前記オフィスは三菱電機と提携覚書(MOU)に調印した。今後台湾のスマート機械関連業者と三菱e-F@ctoryアライアンスとの提携を推進し、スマート機械向けアプリソフトに関する日台共同開発のチャンスを拡大して、この日台連盟を世界スマートマニュファクチャリング市場開拓のためのベストパートナーとしていく。
    世界におけるスマートマニュファクチャリング発展というトレンドに対応するため、台湾は2016年に「スマート機械産業振興プログラム」の推進に着手し、「現地とのリンク」、「未来とのリンク」、「世界とのリンク」を3つの基軸戦略とし、産業の発展を推進している。産官学研の活力を統合する以外に、欧米や日本等の先進国におけるスマート機械産業との国際交流に重点を置いている。
    2016年台湾PCB産業の生産額は5656億新台湾ドルに上り、世界市場におけるシェアも30.2%に達したため、台湾当局はPCB産業をスマートマニュファクチャリングの重点振興産業に組み入れ、「PCB智慧製造國家聯盟(PCBスマートマニュファクチャリング国家連盟)」を立ち上げた。台湾におけるPCBスマートマニュファクチャリングのシステム統合(SI)力を育成するためにPCBスマートマニュファクチャリングのプラットフォーム構築と設備の通信プロトコールの統一を進めるとともに、日本のSI企業(e-F@ctoryアライアンス)と技術交流を行っていく。(2017年6月)
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